滞納分の水道料金を払ったのに70日間給水されず・・・「委託業者はヴェオリア・ジェネッツ」

滞納分の水道料金を払ったのに70日間給水されず・・・「委託業者はヴェオリア・ジェネッツ」

 長野県安曇野市の男性宅で、滞納していた水道料金を支払ったにもかかわらず、70日間にわたり給水が停止されていたことが分かった。

 市によると、水道料金の検針・徴収などを行う委託業者のヴェオリア・ジェネッツ(東京)が開栓作業をしなかったことが原因で、市は男性に謝罪した。

 同市では、水道料金の滞納者のうち、督促に応じず、支払い困難の申し出もない世帯が給水停止の対象となる。完納したり、分割納入の意思が確認されたりした場合は速やかに開栓し、給水が再開される。市は委託業者が作った滞納者名簿を基に給水を停止するが、開栓業務は業者に任せていた。

 男性は滞納分を4月6日に納めており、本来すぐに給水を再開しなければならなかったが、開栓されず水道が使えない状態が続いた。男性の親族の問い合わせで判明し、市は6月15日に給水を再開した。

 市上下水道部経営管理課は開栓が見送られた理由について、「委託業者の担当者が、今後の水道料金の支払いに不安を感じた」と説明している。市は、給水を停止した世帯の収納状況の確認を徹底し、再発防止を図るという。
ライブドアニュース

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