水戸市の菓子メーカー「あさ川製菓」 破産!負債総額10億円 「水戸の梅」や「吉原殿中」など

水戸市の菓子メーカー「あさ川製菓」 破産!負債総額10億円 「水戸の梅」や「吉原殿中」など

明治時代の創業で、「水戸の梅」などの和菓子で知られる菓子メーカーの「あさ川製菓」が、新型コロナウイルスによる売り上げの低迷などにより、裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。
一部の店は別の会社に譲渡され、営業を続けているということです。

破産手続きの開始決定を受けたのは、水戸市の菓子メーカー「あさ川製菓」です。
民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、「あさ川製菓」はおよそ150年前の明治5年創業で、水戸のお土産として知られる「水戸の梅」や「吉原殿中」などを手がけ、駅ビルやショッピングセンターなどの13店舗で販売していました。
2004年には年間およそ17億3000万円の売上高を計上していましたが、東日本大震災で休業や閉店を余儀なくされたことに加え、新型コロナによる観光客の減少によって大きな打撃を受け、去年の3月期には年間の売上高がおよそ4億1000万円にまで落ち込んでいたということです。
負債額はおよそ10億円に上るということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230502/1070020744.html

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