広岡達朗、中日・立浪監督の『白米禁止』を支持→「老害」「言ってることはまとも」

広岡達朗、中日・立浪監督の『白米禁止』を支持→「老害」「言ってることはまとも」

 立浪監督が選手食堂から白米を撤去したという問題が、“令和の米騒動”というフレーズで波紋を広げた。夕刊フジがスッパ抜いた話だが、立浪監督の独裁を象徴するようなエピソードとして“アンチ立浪”ファンが騒いだ。詳しい取材はできていないので、報道ベースでしか知らないが、細川が夏場に入り調子が落ちてきたため、立浪監督が、試合前に満腹にならないように“白米断ち”を命じると、調子を取り戻したため、野手全員に試合前の“白米断ち”を伝え、炊飯ジャーを食堂から撤去したという。ちなみにマルティネスの抗議で投手陣だけには試合前に白米が提供されているという。

 広岡氏は、ヤクルト、西武監督時代に、いち早く、食事面での改善を推し進めてきた。白米を玄米に変え、禁煙、禁酒、コーラなどの炭酸飲料までを禁止するなど徹底管理。当時は、優勝という結果が出るまで、行き過ぎた管理野球に選手から不平不満が噴出しファンのバッシングも受けた。

「私は立浪のやろうとしていることが理解できるし、彼は間違ったことはやっていない。疲労が蓄積すると体が酸性になり、パフォーマンスが低下しケガの危険性が増えるため、体質をアルカリ性に変えるため食事面から改善した。試合前の食べ過ぎも胃がもたれ、体が動かなくなり集中力も低下する。当時のプロ野球選手は、タバコをスパスパ、酒もガバガバ、何かあれば焼き肉。何も考えていなかった。ケガの防止とコンディショニングの向上を目指すには、食事の管理は必要なのだ。ただし、ちゃんと選手にその理由を説明しなければならない。私は大学の先生を訪ねて教えを請い、自分でも文献を読み勉強した。選手から不満が出るのは、立浪が理論と意図を選手に説明していないからではないか」

 立浪監督の「コミュ力」不足を指摘した。
Yahoo!ニュース

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