マイナンバーカードと一体化された健康保険証、別人の情報が紐づいてしまう「システムがザル過ぎるだろ」

マイナンバーカードと一体化された健康保険証、別人の情報が紐づいてしまう「システムがザル過ぎるだろ」

マイナンバーカードを使ったコンビニエンスストアでの証明書の交付で不具合が発生する中、加藤厚生労働大臣は、マイナンバーカードと一体化された健康保険証を医療機関などで利用した際に、別の人の情報がひも付けされていたケースが確認されたことを明らかにしました。

マイナンバーカードをめぐっては、コンビニで住民票の写しや戸籍証明書などを交付するサービスで別人の証明書が発行される不具合が発生していて、政府は運営会社に対して、システムの一時停止を要請しています。

これに関連して、加藤厚生労働大臣は閣議のあと記者団に対し、マイナンバーカードと一体化した健康保険証を医療機関などで利用した際、本人ではなく、別の人の情報がひも付けされていたケースが確認されたことを明らかにしました。

厚生労働省によりますと、健康保険組合などが加入者の健康保険証とマイナンバーカードをひも付ける際に入力を誤ったことなどが原因とみられ、これまでに数件確認されているということです。

加藤大臣は「入力時にミスがあって別の人の情報がひも付いたケースだと認識している。今後は、そうしたことが起こらないよう入力時に十分配慮することを徹底してもらいたい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230512/k10014065011000.html

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