【ジャニーズ性加害】男性マネージャーもジュニアに性加害していた「6人ぐらいとした」

【ジャニーズ性加害】男性マネージャーもジュニアに性加害していた「6人ぐらいとした」

 現社長が「知らなかった」と語った、創業者の性加害。だが実際にはスタッフがジュニアたちをホテルに送るなど、事務所ぐるみで行われていた。さらに今回、スタッフもタレントに手を出していたことが発覚したのだった。

「自分がそこの中にいると勘違いするんだよね。これ、犯罪的な話ね」

 小誌記者の前で重い口を開くのは、現在50代の男性X氏。かつてジャニーズ事務所に、マネージャーとして籍を置いていた人物である――。

 ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏から性加害を受けたタレントたちの告発は、とどまるところを知らない。

 この問題を巡って、現社長の藤島ジュリー景子氏は5月14日、「知りませんでした」などと弁明した。同事務所では、ジャニー氏と姉のメリー喜多川氏があらゆることを決定。“異常な経営”状況が続いており、〈本件を含め、会社運営に関わるような重要な情報は、2人以外には知ることの出来ない状態が恒常化していました〉というのだ。

 だが小誌はこれまで、複数の元ジュニアや事務所関係者に取材。性加害はジャニー氏1人だけで完結するものではなく、事務所やスタッフの関与もあったという証言を得ている。

 また、2000年代にジャニーズ事務所に勤務していた元スタッフの男性は、次のように証言した。

「タブーではありましたが、多くのスタッフが知っていました。ジュニアの子をジャニーさんが待つ全日空ホテルに届けるスタッフもいました。中には、『ただ寝てればいい。チャンスなんだから』とジュニアを諭すスタッフもいた」

 小誌は彼らを取材するたびに、当時のジュニア担当スタッフの名前を訊ねた。そこで複数から名前が挙がったのが、ジュニア担当のマネージャーのX氏だ。

 さらに、X氏については驚くべき証言があった。

「Xさんもジャニーさんみたいに、ジュニアの子に手を出していた。やはりジャニーさんのように、お金を渡していたそうです」(元ジュニア)

 ジャニー氏のそばで働くマネージャーも、性加害を行っていたというのだ。

「毎日、気の狂いそうなぐらい忙しい中、そういう人たちの集団という風に見えて。デビュー前の横並びの人たちと(仕事を)しているから、歳は離れていても、感覚的に一緒に感じたこともある。それで仲良く喋っているときに、本当に自分が悪いんだよ、自分が犯した罪なんだけども、『エッチしよう』と言った」(同前)

 以降、ハードルは下がっていき、10代のジュニアを誘って、口腔性交をすることに、躊躇がなくなったという。

「『いいじゃん、いいじゃん』という感じで、6人くらいとそういうことをした。一緒に東京ディズニーランドに行ったりした子もいる。そのうち、3人に『お金ちょうだい』と言われて、3000円とか5000円を渡していました」(同前)
文春オンライン

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